司書のおすすめ（２０１４年１１月分）（新着コーナー横）
図書館では、月に一度、司書のイチオシ本を紹介しています。
月に２冊、手書き・イラストあり等、司書の熱い思いのこもった紹介文付きです！
今月のおすすめはコレ！
『失はれる物語』乙一／著
１７歳の時『夏と花火と私の死体』でデビューした乙一さん。ホラー小説のイメージが強い乙一さんですが、この本は切なく優しいおはなしを集めています。短編集なので読みやすく、オススメです。
『「そうだ京都、行こう。」の２０年』ウェッジ／著 ウェッジ
幼少の頃から京都が好きで、大学に進学するなら京都の大学に、と思っていました。高校生の時にＪＲ東海の「そうだ京都、行こう。」のキャンペーンが始まりました。受験勉強でつらくてくじけそうな時、「そうだ京都、行こう。京都に、行くんだ。」と何度つぶやいたことでしょう。そんな個人的な思い入れもありますが、このキャンペーンの写真やキャッチコピーはどれも本当に素敵です。季節が違うとこんなにも雰囲気が異なります。桜や紅葉の季節はもちろんのこと、真夏も雪景色の京都もどの季節もたまらなく素晴らしい。この本を開くと、やはり口に出さずにはいられないのです。「そうだ京都、行こう。」と。
