常設展のお知らせ(少女雑誌の部屋)
少女雑誌の部屋では3月16日から5月7日まで常設展といたしまして、
当館が所蔵する少女雑誌コレクションの中より代表的な少女雑誌
12誌(116点)をご紹介いたします。
『少女世界』(博文館) 明治39年9月創刊。
野田サトルの漫画『ゴールデンカムイ』の主人公・杉元佐一は
明治40年発行の『少女世界』を読んでいたとかいないとか?
『なかよし』(講談社)と『りぼん』(集英社)。どちらも昭和30年創刊。
創刊当初は絵物語やグラビア、漫画などを楽しむ少女雑誌でした。
徐々に漫画の占める割合が増え、少女漫画雑誌へと移行していったのです。
現在でもライバル誌として毎月発行されているなんてすごいことですね。
縦型ショーケースでは、少女雑誌のふろく(27点)を展示しています。
ほとんどが紙製品ですが、特に昭和初期に作られたものは驚くほどクオリティが
高くてうっとりします。
みなさま、ぜひご覧くださいね。