「だれかのあしあと」展
菊陽町図書館少女雑誌の部屋では「だれかのあしあと」展開催中です!
当館で所蔵している少女向け雑誌は、かつて「誰か」が読んでいたものです。
購入する以外に、貸本屋やお友達に借りて読んでいたという愛読者も多かったようです。
様々な経緯で全国から集められた雑誌の中には、持ち主の名前や書き込みなどが多く見受けられます。
今回の展示は、当時の少女たちが「わたしのもの」として大切にしていたという証となる痕跡(筆跡)を拾い集めたものです。
自分の持ち物であることを示すサイン。ハイカラ!(大正8年)
きれいに縁取られた表紙の顔 (昭和18年)
唇が黒く塗られゴスロリ風になってしまった藤田ミラノの挿絵(昭和34年)
ひとつひとつが、微笑ましい気持ちになるものばかりです。
あの頃の少女たちに思いを馳せながらゆっくりとご覧ください。
会期 令和元年9月14日(土)~11月17日(日)
会場 菊陽町図書館少女雑誌の部屋