「菊陽町図書館スタッフおすすめ本2020⑬、⑭」
ただ今、貸出カウンター前では図書館スタッフおすすめ本を展示しております。
一冊一冊熱い紹介文がついているのですが、
残念ながら図書館に来館した方しか読むことができません・・・。
そこで、おすすめ本の中から各スタッフ一冊ずつ紹介いたします!
⑬『メガネと放蕩娘』 山内マリコ∥著 文藝春秋
くたびれた地元のシャッター商店街に再びにぎわいを取り戻すために奮闘する姉妹の物語。
内だけでなく外からの視点も描かれていて、周りの人間がどんどん惹き込まれていく様が面白い。
地域の抱える様々な問題に目を向け、つまづきながらも前向きにつっぱしる姉妹の姿に背中を押される。(矢野)
⑫『あの子の秘密』 村上雅郁∥作 カシワイ∥絵 フレーベル館
小夜子の心の友だち、「黒猫」は誰にもみえない彼女の秘密。
そして、転校生の明來にも人には言えない秘密がありました。
SFのような不思議なお話だけれど、これはきっと誰にでもあったであろう心のお話です。(山本こ)