「菊陽町図書館スタッフおすすめ本2020⑦、⑧」
ただ今、貸出カウンター前では図書館スタッフおすすめ本を展示しております。
一冊一冊熱い紹介文がついているのですが、
残念ながら図書館に来館した方しか読むことができません・・・。
そこで、おすすめ本の中から各スタッフ一冊ずつ紹介いたします!
⑦『うちの弟、どうしたらいい?』 エリナー・クライマー∥作 小宮由∥訳 岩波書店
12歳の女の子アニーのように、いろんなことで悩み、
解決策を求めて小さい胸を痛めている子どもたちがいるかもしれない。
身近に信頼できる大人が一人でもいれば救われる。そのような出会いが心の支えになり希望になる。
「どうしたらいい?」に答えられる大人でありたい。(長田)
⑧『雨の降る日は学校に行かない』 相沢沙呼∥著 集英社
たまたま同じ時期、近い場所で生まれた人たちが集まる教室。
そこだけが人生のすべてではないのに自分の居場所を見つけるのはなんとも大変。
今まで仲の良かった友達は新しい友達が出来て、なんとなく心細い、
でも、どこかで本当の自分を見ていてくれる人はいる。
小さな声を拾ってくれているような本です。(西本)