「図書館スタッフおすすめ本２０１５⑦、⑧」
ただ今、貸出カウンター前では図書館スタッフおすすめ本を展示しております。
一冊一冊熱い紹介文がついているのですが、残念ながら図書館に来館した方しか読むことができません・・・。そこで、おすすめ本の中から各スタッフ一冊ずつ紹介いたします！
⑦『モミの木』ハンス・クリスチャン・アンデルセン／作 ＫＴＣ中央出版
早く大きくなって別の世界に行きたいと思うモミの木。お日様たちが、「今を生きなさい。」「この広々とした場所で、その喜びを感じなさい！」と言っても、その声はモミの木には届きませんでした。
その時その時の喜びを感じ楽しみなさいと教えられます。素敵なイラストで、心に響く大切な一冊です。（椎葉）
⑧『家守綺譚』梨木香歩／著 新潮社
亡き親友の実家である庭付き二階建ての家守をしている綿貫征四郎。彼の周りにはいつも自然界のあらゆる生き物や精霊が立ち現れます。時には亡き親友も…
近代日本の四季折々の情景描写が美しく、その世界観に惹き込まれます。征四郎の良き友、
風雅を解する犬のゴローも愛らしいです。（渡邉）
