頼山陽詩碑
菊陽町図書館最寄りのバス停(産交バス)は「自動車学校阿蘇製薬前」ですが、その隣に「頼山陽記念碑前」というバス停があります。
その頼山陽の詩碑が杉並木公園側に移動したというので見に行きました☆
頼山陽の詩碑には
「大道平々砥不如 熊城東去総青蕪
老杉爽路無他樹 缺處時々見阿蘇」
とあります。
「大きな道は砥石と変わらぬ平さである。
熊本城を東の方角へ来てみれば、一面緑の田圃である。
道の両側には古い杉がつながっており、他の樹は見えない。
その杉の合間から阿蘇の煙が見え、実に広やかである。」
という意味だそうです。
深田久弥著『日本百名山』の阿蘇山のところに、この頼山陽の詩碑について書かれていました。
深田久弥が見た頼山陽の詩碑は、移動する前の県道沿いにあったものでしょうね。
頼山陽の著書、明治のベストセラーといわれる『日本外史』も図書館で読むことができますよ。