「文豪と図書館」（外国文学の棚）
日本の文豪のブームが２０１６年に到来していたことをご存知ですか？
太宰治の『人間失格』や中原中也の『汚れつちまつた悲しみに・・・・・・』など、
表紙の装いも新たな文庫本が出版されています。
そのきっかけのひとつは、「文豪」を題材にした漫画(文豪ストレイドッグス)がアニメ化されたことです。
昨年秋には、文豪を取り扱ったオンラインゲーム(文豪とアルケミスト)の配信が開始されました。
現在、若い人を中心に「文豪」の作品が改めて注目を浴びています。
図書館にも「文豪」の作品を数多く所蔵していますので、
ぜひこの機会に手に取ってみてください。
※「文豪」とは…芥川龍之介、夏目漱石、森鴎外、幸田露伴、太宰治などの偉大な作家のことを指します。
『河童』芥川龍之介/著
『金色夜叉』尾崎紅葉/著
『こころ』夏目漱石/著
『夫婦善哉』織田作之助/著
『春』島崎藤村/著 他
「２０１７年 映画・ドラマ・アニメ 原作の小説」（外国文学の棚）
２０１７年に映像化される作品を集めました。
これまで映画化する原作本を毎月紹介してきましたが、
今後は映画だけでなくドラマやアニメなど原作小説を１年分まとめて展示します。
あなたは、映像作品を観てから読みますか？
それとも、読んでから観ますか？
『破門』黒川博行/著
『僕らのご飯は明日で待ってる』瀬尾まいこ/著
『サバイバルファミリー』 矢口史靖/著
『愚行録』 貫井徳郎/著
『夜は短し歩けよ乙女』 森見登美彦/著 他
「司書のおすすめ」（新着コーナー横）
図書館では、月に一度、司書のイチオシ本を紹介しています。
月に１冊、手書き・イラストあり等、司書の熱い想いのこもった紹介文付きです。
今月のおすすめはコレ！
『素顔の動物園』 熊本日日新聞社／編
動物園は好きですか？いつ行きましたか？
この本は、平成２７年４月３日から翌２８年１月１７日まで、熊日新聞の朝刊に連載された記事を書籍化したものです。
熊本市動植物園にいるすべての動物を紹介しているこの本は、こだわりにこだわった「これぞ！」という写真が使用されており、そんじょそこらの動物紹介写真本とはひと味違います。
連載終了の３か月後に起こった熊本地震により、熊本市動植物園も甚大な被害を受け長期閉園を余儀なくされてしまいました。
しかし、２月２５日（土）から土・日・祝日に限り一部エリアの部分開園という明るいニュースも舞い込んできました！
すべての動物たちに会えるのはまだまだ先ですが、この本を読んでその日を待ってみませんか？
「れっしゃでＧＯ！～ＪＲ発足３０周年～」（貸出カウンター前）
ＪＲが発足して今年で３０年です。
通勤・通学で毎日利用している人も、旅行やお出かけの時に使うという人も、この機会にＪＲのことをもっと知ってみませんか？
どこまでも続く線路、「がたんごとん...」という心地よい響き…
この春は、お気に入りの本をお供に列車の旅に出かけましょう！(*^-^*)
