「菊陽町図書館スタッフおすすめ本２０２１⑤、⑥」
ただ今、貸出カウンター前では図書館スタッフおすすめ本を展示しております。
一冊一冊熱い紹介文がついているのですが、
残念ながら図書館に来館した方しか読むことができません・・・。
そこで、おすすめ本の中から各スタッフ一冊ずつ紹介いたします！
⑤『主夫になろうよ！』 佐川光晴∥著 左右社
仕事と主夫業を両立している著者が、実に楽しみながら家事・育児をされていることがとても新鮮です。
主夫のお悩み相談室では、主婦としても参考になるヒントがたくさん有り、
性別に関係なく“主婦（夫）業”は大変なんだ！だけど考え方次第で素晴らしい業なんだ！！
と再認識させてくれる本です。（田中）
⑥『ミシンの見る夢』 ビアンカ・ピッツォルノ∥著 中山エツコ∥訳 河出書房新社
１９世紀末イタリア。５歳で両親を亡くしお針子の祖母に育てられる。
祖母の教えと判断が大きな支えとなり、彼女はお針子として自立していく。
階級や男女の差別など困難な時代に、確かな腕を持ち、賢く、分をわきまえ、
運命に流されない芯の強い彼女の生き方に心引かれる。（長田）
