「少女雑誌の中に見る広告展」（少女雑誌の部屋）
少女雑誌の部屋では現在、企画展「少女雑誌の中に見る広告展」を開催しています。
今回は明治３０年代～昭和３０年代の少女雑誌（一部、参考資料を含む）の中から様々な広告をご紹介しています。
広告は移り変わりの激しい流行や消費者ニーズを汲み取って作られているので、描かれるイラストやフレーズの中には当時の思想や暮らしぶりが表れています。
時代を追って見ていくと、そこから歴史的背景を読み取ることができるのです。
こちらは大正時代の広告の数々。
「胸美帯」は大きな胸を押さえるために使われていたのですね。
「ラリ面」が気になります。
チョコレートの広告だけ見てみても時代の移り変わりを感じますね。
戦時中には戦意を高揚させるような強いフレーズが添えられています。
これは現代では完全にアウトなやつですね。（展示パネルより）
なお、今回は、期間中に少しずつ雑誌を入れ替えて、来るたびにどこかが違う「変化する展示」を試みています。
１５３冊展示している雑誌のうち、実はすでに２０冊以上が地味に変わっているのです（ちょっとした愉快犯気分を味わっております）
どうぞ何度でもお越しくださいね^^
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期 間：令和２年１２月１７日（木）～令和３年３月２２日（月）
休館日：毎週火曜日・毎月第３水曜日
場 所：少女雑誌の部屋
