「司書のおすすめ」(新着コーナー横)
図書館では、月に一度、司書のイチオシ本を紹介しています。
月に2冊、手書き・イラストあり等、司書の熱い想いのこもった紹介文付きです。
今月のおすすめはコレ!
『すごい弁当力!』佐藤 剛史/著
この本を手に取ったときは「社会が変わる」だなんて大袈裟なことを言っているなと思いましたが、読み終わったときは考え方が変わりました。単なるお弁当。しかし、そこには今の日本の問題、そして考えさせられる深いものがたくさん詰まっています。数々の弁当エピソードにも感動しますよ。今お弁当を作ってもらっている学生の皆さんはもちろん、たくさんの世代の方に読んでもらいたい一冊です。
『ペンギン・ハイウェイ』 森見 登美彦/著
「一日一日、ぼくは世界について学んで、昨日の自分よりもえらくなる。」小学校四年生のアオヤマ君は、毎日のことをたくさんノートに記録します。疑問に思ったことや不思議なことを研究する姿はとても感心します。友だちのウチダ君とハマモトさんと突然街に現れたペンギンについて研究します。アオヤマ君はお姉さんについても研究しています。お姉さんについての研究結果はどんなものだったのか‥!!
キウキウキシキシ可愛いペンギンたちが頭から離れません。
『命はどうしてたいせつなの?』 大野正人/作
食べ物のありがたさ、命の大切さを分かりやすく伝え、心を育む絵本です。
私たちは命をもらって、日々生きています。
自分を大きくしてくれる命に向けた感謝の言葉、「いただきます。」
自分の心を作ってくれる命に向けた感謝の言葉、「ありがとう。」
子どもも大人もいかに自分が大切な存在であるか気付く事ができます。
命をもらっていることに感謝しながら、自分の命もみんなの命も大切にしていきたいと思える一冊です。