イベント名:第2回、初心者向き日本刀講座「熊本ゆかりの刀 ~同田貫と蛍丸~」
日 時:平成27年8月23日(日)
13:00~16:00(お話は13:30から)
内 容:菊池一哲さんによる、蛍丸(刀)とお酒についてのお話(40分程度)
兵谷有利さんによる、同田貫正国についてのお話(40分程度)
場 所:菊陽町図書館 視聴覚室
今回は、山都町にある通潤酒造でお酒を作られている菊池さんによる蛍丸(刀)とお酒の話と、玉名市歴史博物館で学芸員をされている兵谷さんによる同田貫のお話の豪華2本立て!
o(゚ー゚*o)(o*゚ー゚)oワクワク
最初は、菊池さんによる【山都町に伝わる蛍丸(刀)伝承のお話】と【蛍丸のお酒は、どのようにして出来たか?】というお話をして頂きました。
山都町にある伝承会の会長さんにお話を聞きに行ったお話、実際にフィールドワークをして現地を探索したお話、更には蛍丸の写しを実物と同じ大きさにした物を使っての説明など、丁寧でわかりやすいお話でした。
↑ 蛍丸の写しを持つ参加者さん(掲載許可済)
そして後半は、蛍丸(お酒)の制作秘話!
材料であるお米の選定から、ビンのデザイン、包装のやり方など、細部に至るまで並々ならぬ情熱でイメージ通りの物を作ろうと苦労されたお話は、まるでプロジェクトXやプロフェッショナルを聞いているかのような話でした。
( ;∀;)イイハナシダー
↑ 包装紙や、紐の色にも思いが込められています。
↑ 制作過程で出来た試作品を持ってきてもらいました。
なんと、ビンの中に刀が入っているやつも!(残念ながら採用されなかったそうですが)
大変丁寧でわかりやすいお話をしてくださって、本当にありがとうございました!
(^▽^)
なお、通潤酒造さんのブログでも、今回のレポートを書いてもらっていますので、是非ご覧ください!
次は、兵谷さんによる同田貫についてのお話。
「古今鍛治備考」という資料を使ってのお話でしたが、「博物館のパンフレットを書きなおす事になるかもしれません」という発言がでるほどの発見が多くあったそうで、これからも研究を続けていくとの事でした。
Σ(゚ロ゚;)びっくり!
少し難しい部分もありましたが、参加者さんも「同田貫の歴史が変わるかもしれない」という心躍るお話を、興味深く熱心に聞かれていました。
(*゚∀゚)=3 ムッハー!!
お2人の講演後は、会場内の展示見学や、模造刀を持っての写真撮影、参加者さん同士での交流など、みなさんに楽しく過ごせて頂けたと思います。
↑ 模造刀を持つ参加者さん(掲載許可済)
また、参加者さんが帰宅後に感想をツイッターに上げてくれたり、企画をきっかけに仲良くなってお友達になるなど、今回の企画を中心に様々なネットワークやコミュニティができ、図書館が“人と人を繋ぐ場”となれた事が本当に嬉しかったです。
↑ ツイッターに投稿されたレポート(掲載許可済)
多くの方に助けていただき、今回の企画も無事に終わらせることができました。
また次も、参加された方が“楽しい!”・“面白い!”と思ってくれるような企画をしたいと思っていますので、よろしくお願いします。