「図書館スタッフおすすめ本2016③、④」
ただ今、貸出カウンター前では図書館スタッフおすすめ本を展示しております。
一冊一冊熱い紹介文がついているのですが、残念ながら図書館に来館した方しか読むことができません・・・。そこで、おすすめ本の中から各スタッフ一冊ずつ紹介いたします!
③『マンスフェルトが見た長崎・熊本』(長崎大学コレクション外編①)
長崎大学附属図書館∥企画・編集 長崎文献社
外国人教師ファン・マンスフェルトのアルバムには、
明治四年前後からの古写真が収載されています。
上野彦馬などの営業写真家の作品も含まれているようですが、
マンスフェルト自身が撮影または撮影させた作品で、
今と変わらない景色や、ついこの間まで見ることのできた風景があります。 (笠井)
④『クヌギ林のザワザワ荘』 富安陽子∥作 あかね書房
児童書ですが、忙しく現代社会を生きる大人にこそおすすめしたい。
主人公は科学者ながら豆腐屋でアルバイトをして生計を立てている、
ひげ面長髪の矢鳴先生。
とにかく先生は生き物全てに対しておおらかなんです。
皆が読めば誰にも優しい世界になるのではと思える一冊。 (渡邉)