「司書のおすすめ(平成28年5月分)」
図書館では、月に一度、司書のイチオシ本を紹介しています。
月に2冊、手書き・イラストあり等、司書の熱い想いのこもった紹介文付きです。
今月のおすすめはコレ!
『使命と魂のリミット』 東野圭吾/著
父の手術をきっかけに医者になることを目指す夕紀。
研修医となった夕紀にとって、大事な手術の日、事件が起きます。
「人は生まれながらに使命を持っている」
人々は様々な思いや考えを持って生活をしています。
どのような状況でも、自分の役割を果たす人、全ての力をかける人は素敵です。
真剣に取り組んでいる姿に、人は動かされるのだと思います。
この本を読み終わると、自分はどうかなと考えさせられますよ。
『仮設のトリセツ』岩佐明彦/著
今まで震災に遭う事は、想定しながらも一歩引いた受け身でした。
『仮設のトリセツ もし、仮設住宅で暮らすことになったら』も、大変な思いや苦労や幸せがあるのだなと思った本でした。
被災して、仮設住宅の建設が始まり新しい生活を始める今、これはとても役立つ資料になりました。
本とは、その時々に感じ方も必要性も変わるものですね。